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令和元年度大垣市文化財保護協会秋の講演会を開催しました

とき: 令和元年9月8日(日)午後2時00分〜午後3時30分
ところ: スイトピアセンター学習館2階 スイトピアホール
演題: 「天下分け目の二つの戦い −壬申の乱と関ヶ原−」
講師: 東京大学史料編纂所 教授
本郷 和人(ほんごう かずと)氏
主催: 大垣市文化財保護協会
概要: 1600年の関ヶ原の戦いはあまりにも有名である。この戦いの勝利者である徳川家康は豊臣の天下をひっくり返し、天下人となって、江戸幕府を開いた。ところがその900年ほど前の672年にも、大垣の地は天下動乱の震源地となっていた。すなわち壬申の乱であり、勝利者の大海人皇子は天武天皇となって、妻の持統天皇とともに日本という国の骨格を作っていくことになる。実は少しインパクトは下がるが、南北朝時代の青野原の戦いも、南朝が勝利する可能性を秘めた最後の戦い、という意味で天下の大乱と呼べるものであった。この戦いもほぼ関ヶ原と同じ地域で戦われている。これはいったいなぜなのか。こうまで事件が重複すると、「偶然」ではすまされない。大垣を中心とする地域とはなにか。その意味を探りました。
出席者: 230人
講演会の様子: 講演会の様子


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